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【PLF体操(8/9)症例報告】44人中40人の歩行距離が延びた!

著者:運動器機能解剖学研究所代表・理学療法士 林典雄

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が軽減した人の体験談や症例報告を掲載しています。

今回は「PLF体操」を行って症状が改善した方の症例を、林典雄先生が紹介してくれます。

●PLF体操についてくわしく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

サムネ1.png【PLF体操】腰椎の反りを防いで間欠性跛行を改善!





サムネ2.png【PLF体操】間欠性跛行が改善して、歩ける距離が10倍になる新運動を発見!




難治の馬尾性間欠性跛行でも9割が改善

5つの簡単なストレッチを行うだけのPLF体操ですが、その効果が気になる方も多いでしょう。

実は以前、PLF体操の効果について調査したことがあります。調査に協力してくれたのは、脊柱管狭窄症の中でも難治といわれる馬尾性の間欠性跛行を訴える44人(男性30人、女性14人、平均年齢71.5歳)です。PLF体操を指導し、自宅で毎日行ってもらいました。


グラフ.jpg結果は、左の円グラフをご覧ください。

なんと、44人中16人(36%)が1ヵ月以内に、12人(27%)が1~2ヵ月以内に、1km以上続けて歩けるようになったのです。1km未満でも以前より歩行距離が延びた12人も含めると、40人(90.9%)に改善が認められたことになります。(出典:東海北陸理学療法学術大会誌2007)







50mしか歩けなかった78歳の男性は、PLF体操で1時間歩けるようになった

具体的な例もご紹介しましょう。

調査に参加してくれた78歳の男性は、狭窄症による間欠性跛行に6ヵ月以上悩まされてきたそうです。1度に50mしか歩けないので、近所への外出すらままならず、苦しんでいました。

標準的な治療では改善しなかったため、主治医からは手術をすすめられたそうです。しかし高齢なので手術は避けたいと考えていました。そこでPLF体操を行ってもらったのです。

すると腰椎と股関節がだんだん柔軟になり、PLFテストでは太ももが胸に近づくようになってきました。歩行障害も改善し、PLF体操を始めて2ヵ月後には1時間以上連続で歩けるようになったのです!ご自身もあまりの変化に驚いていました。

このようにPLF体操は、難治といわれる馬尾型の患者さんにも改善が期待できます。症状の緩和が見られるかぎりは、ぜひ継続して、間欠性跛行を改善してほしいと思います。

●PLF体操のやり方はこちらの記事をご覧ください。

サムネ3.png【PLF体操・実践編】うつぶせお尻スイングで、縮んだ腰椎をぐんと伸ばす【第1の体操】




サムネ4.png【PLF体操・実践編】横向きひざ抱えで、腰椎と股関節を同時にほぐす【第2の体操】




サムネ5.png【PLF体操・実践編】もも上げタッチで、腸腰筋の柔軟性を取り戻す【第3の体操】





サムネ6.png【PLF体操・実践編】足上げ内ひねりで、大腿筋膜張筋を柔軟にする【第4の体操】




片ひざさむね.png【PLF体操・実践編】片ひざ立ち前後ゆらしで、腸腰筋と大腿筋膜張筋をゆるめる【第5の体操】





・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.6 2018年春号2a1f9b670e5d1032fcba6675ddbf937bfdd593b6.jpg

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●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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