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【PLF体操(9/9)症例報告】300mしか歩けなかった患者さんも延々と歩けるようになった!

著者:運動器機能解剖学研究所代表・理学療法士 林典雄


「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が軽減した人の体験談や症例報告を掲載しています。

今回は「PLF体操」を行って症状が改善した50代女性と90代男性の症例を林典雄先生に紹介してもらいます。

●PLF体操についてくわしく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

サムネ1.png【PLF体操(1/9)】腰痛学会で発表!腰椎の反りを防いで間欠性跛行を改善!




300mしか歩けなかった50代女性が、PLF体操で延々と歩けるようになった

まずは、50代の若さで狭窄症になり、間欠性跛行に苦しんでいた女性の患者さんの例を紹介しましょう。

この患者さんは、200~300m歩くたびに足に激痛としびれが現れるので、そのたびにうずくまって休むしかなく苦しんでいました。歩行中の腰椎の反りが強いせいで神経が圧迫されて、間欠性跛行が現れたと推測されました。

彼女の場合、あおむけのときのレントゲンでは腰椎の反りはそれほど強くなかったのですが、立ったときのレントゲンでは腰椎がガチガチに固まっていました。このことから、腸腰筋と大体筋膜張筋という筋肉が硬直していることが疑われました。この硬直した筋肉が腰椎を引っ張って反らせてしまうのです。

そこで、この患者さんにもPLF体操を指導し、特に、腸腰筋と大体筋膜張筋をほぐす「もも上げタッチ」と「ひざ立ち前後ゆらし」を念入りに行ってもらいました。すると効果はてきめんで、なんと1ヵ月後には1kmでも2kmでも延々と歩けるようになったのです。

トイレすら1人で行けなかった90代男性もPLF体操で元気を取り戻した

次は、PLF体操を行って間欠性跛行が改善した90代男性の症例を紹介しましょう。

この患者さんは脊柱管狭窄症の間欠性跛行に悩まされていて、自宅のトイレすら歩いて行けず、付き添いが必要な状態でした。しかし高齢なため手術が受けられず、なすすべなく苦しんでいたのです。

この八方ふさがりの状態を改善したのも、やはりPLF体操でした。さすがに5種の体操をすべて行うのは無理があったので、「横向きひざ抱え」だけ行ってもらいました。それでも結果として、1~2ヵ月後には杖をつきながら200~300m歩けるまでになりました。トイレにも1人で行けるようになり、今まで引きこもり気味だったのが、積極的に近所を散歩するまで元気を取り戻したのです。

このようにPLF体操は効果だけでなく安全性も高く、高齢の方でも行えるストレッチです。症状が改善する場合はぜひ継続して、間欠性跛行を改善してほしいと思います。


●PLF体操のやり方はこちらの記事をご覧ください。

サムネ3.png【PLF体操・実践編】うつぶせお尻スイングで、縮んだ腰椎をぐんと伸ばす【第1の体操】




サムネ4.png【PLF体操・実践編】横向きひざ抱えで、腰椎と股関節を同時にほぐす【第2の体操】




サムネ5.png【PLF体操・実践編】もも上げタッチで、腸腰筋の柔軟性を取り戻す【第3の体操】





サムネ6.png【PLF体操・実践編】足上げ内ひねりで、大腿筋膜張筋を柔軟にする【第4の体操】




片ひざさむね.png【PLF体操・実践編】片ひざ立ち前後ゆらしで、腸腰筋と大腿筋膜張筋をゆるめる【第5の体操】






・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.6 2018年春号2a1f9b670e5d1032fcba6675ddbf937bfdd593b6.jpg

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●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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