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【症例報告・足の薬指引っぱり】間欠性跛行や足の脱力感で歩くのもままならなかったが、3回の通院ですっかり回復

著者:ひらの整形外科クリニック院長 平野

足の薬指を引っぱるだけで狭窄症に伴う足裏のしびれ・違和感が劇的に引く「足の薬指引っぱり」ですが、
「本当にそこまで改善するの?」と疑問に思うかもしれません。
そこで、足の薬指引っぱりを実際に患者さんに指導しているひらの整形外科クリニック院長の平野薫先生が、この方法を行ってさまざまな症状が改善した患者さんの例を紹介します。
歩くのもままならなかった脱力感が改善したり、薬を多数服用しても治らなかった足裏の痛みやしびれが改善したりと、その効果は必見です!

●足の薬指引っぱりについては、下の記事をご覧ください。

30代の若さながら狭窄症と診断された

遠藤真由美さん(福岡県・会社員・仮名)は、35歳という若さながら、MRI検査(磁気共鳴断層撮影)で脊柱管の狭窄が認められ、脊柱管狭窄症と診断されました。
太ももからふくらはぎに強いしびれがあり、間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)が現れていました。さらには足裏の脱力感もあって、まっすぐに歩くのもままならない状態だったのです。そのため、主治医からは手術をすすめられていました。
手術はさけたいと考えた遠藤さんが、友人に相談したところ紹介されたのが私のクリニックでした。

熱心に行う人ほど改善が早まる

私が、遠藤さんの足の指を確認してみると、足の薬指が大きく曲がって中指の下にもぐり込み、常に薬指がふみつけられた状態になっていたのです。
最近、30代でも脊柱管狭窄症と診断されている人が増えています。特に、女性の場合は、ハイヒールなど足の形に合わない靴をはきつづけたことで、足の薬指が曲がったり縮こまったりして変形し、その結果、下肢(足)にさまざまな症状が現れていると考えられます。
私は、遠藤さんに足の薬指引っぱりのやり方を説明し、足の薬指を伸ばし、すねの外側から太ももの外側まで、骨に貼りついた筋肉をはがすように指導しました。
なんとしても手術をさけたかった遠藤さんは、足の薬指引っぱりを私の指導どおりに自宅でもこまめに行ったといいます。
すると、週に1回の通院で3回めの来院のさいには、症状のほとんどが消失していたのです。足のしびれや間欠性跛行もなくなって、足裏の脱力感が治まり、しっかりと歩けるようになっていました。初診からわずか2週間で、ほぼ完治したことになります。
このように、足の薬指引っぱりを自宅でも熱心に行う患者さんには、顕著な改善が見られる傾向があります。
脊柱管狭窄症と診断され、痛みやしびれ、足裏の違和感や脱力感など、さまざまな症状に悩む人こそ、足の薬指引っぱりをぜひとも試してみてください。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

kosiraku_001.jpg●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.3 2017年夏号
http://wks.jp/koshiraku003/

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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