【集う】体験記・症例紹介
【症例報告・おなか脱力腰回し】家の中でも杖が必要なほどの狭窄症が、半年で杖も不要になるまで改善
著者:清水整形外科クリニック院長 清水伸一
「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が改善した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「おなか脱力腰回し」を行って、症状が改善した細野君子さん(81歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。
「片ひざ抱え」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
●【おなか脱力腰回し①】痛み・しびれが退散する「腹ペコ脱力」
●【おなか脱力腰回し②】 坐骨神経痛にも効果大「足ブラ脱力」
●【おなか脱力腰回し③】仙腸関節を効果的にほぐす「腰ブラ脱力」
足を切断したいほど足腰の激痛に悩んだ
細野君子さん(81歳・仮名)は、10年以上前から、腰痛と右ふくらはぎが締めつけられるような激痛に悩まされていました。整形外科では、脊柱管狭窄症と腰椎すべり症を併発していると診断され、薬物療法とリハビリを受けていましたが、いっこうに治療の効果は現れなかったそうです。
やがて間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)も現れ、外出時に杖が必要になりました。そして、しばらくすると、シルバーカーに頼らざるをえなくなったのです。
「このまま歩けなくなるのではないか」という不安にかられて、漢方薬や整体、鍼灸など、いろいろな治療を受けたものの効きめはなく、細野さんは、しだいに家の中に閉じこもるようになっていきました。
細野さんは、家の中でも歩かない生活を続けているうちに、立ち上がるのも大変になってしまいました。トイレに行こうとしても、フラフラしてうまく歩けないのです。そこで、家の中用の杖を用意し、杖をつきながら壁づたいにゆっくりと歩く状態になってしまいました。
あるとき細野さんは、腰痛と右ふくらはぎの激痛に耐えられず、「右足を切ってしまいたいくらいだ」と家族に訴えました。それを聞いて驚いて心配した家族が、細野さんを当院に連れてきたのです。
細野君子さん(81歳・仮名)は、10年以上前から、腰痛と右ふくらはぎが締めつけられるような激痛に悩まされていました。整形外科では、脊柱管狭窄症と腰椎すべり症を併発していると診断され、薬物療法とリハビリを受けていましたが、いっこうに治療の効果は現れなかったそうです。
やがて間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)も現れ、外出時に杖が必要になりました。そして、しばらくすると、シルバーカーに頼らざるをえなくなったのです。
「このまま歩けなくなるのではないか」という不安にかられて、漢方薬や整体、鍼灸など、いろいろな治療を受けたものの効きめはなく、細野さんは、しだいに家の中に閉じこもるようになっていきました。
細野さんは、家の中でも歩かない生活を続けているうちに、立ち上がるのも大変になってしまいました。トイレに行こうとしても、フラフラしてうまく歩けないのです。そこで、家の中用の杖を用意し、杖をつきながら壁づたいにゆっくりと歩く状態になってしまいました。
あるとき細野さんは、腰痛と右ふくらはぎの激痛に耐えられず、「右足を切ってしまいたいくらいだ」と家族に訴えました。それを聞いて驚いて心配した家族が、細野さんを当院に連れてきたのです。
30分以上歩けるようになり杖も不要に
そこで私は、細野さんに「おなか脱力腰回し」の指導を行うとともに、症状がよくなるイメージを描きながら希望を持って、おなか脱力腰回しを行うことをすすめました。
細野さんが、毎日、おなか脱力腰回しを行った結果、1ヵ月もすると少しずつ腰痛と右ふくらはぎの激痛が和らぎ、歩行がらくになってきました。
3ヵ月後、足の筋肉の衰えが改善されて、フラフラした歩行が安定するようになりました。また、前かがみだった姿勢も背すじがまっすぐに伸びてきました。それに伴って間欠性跛行も改善し、シルバーカーを使えば、30分以上歩けるまでになったのです。家の中で壁づたいに歩かずにすみ、室内用の杖は不要になりました。
おなか脱力腰回しを行って6ヵ月たった頃には、右ふくらはぎの痛みがほとんどなくなり、大幅に改善しました。
細野さんは、近所の人から「おばあちゃん、最近すごくしっかり歩いていますね」とあいさつをされ、とてもうれしく感じているそうです。
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
そこで私は、細野さんに「おなか脱力腰回し」の指導を行うとともに、症状がよくなるイメージを描きながら希望を持って、おなか脱力腰回しを行うことをすすめました。
細野さんが、毎日、おなか脱力腰回しを行った結果、1ヵ月もすると少しずつ腰痛と右ふくらはぎの激痛が和らぎ、歩行がらくになってきました。
3ヵ月後、足の筋肉の衰えが改善されて、フラフラした歩行が安定するようになりました。また、前かがみだった姿勢も背すじがまっすぐに伸びてきました。それに伴って間欠性跛行も改善し、シルバーカーを使えば、30分以上歩けるまでになったのです。家の中で壁づたいに歩かずにすみ、室内用の杖は不要になりました。
おなか脱力腰回しを行って6ヵ月たった頃には、右ふくらはぎの痛みがほとんどなくなり、大幅に改善しました。
細野さんは、近所の人から「おばあちゃん、最近すごくしっかり歩いていますね」とあいさつをされ、とてもうれしく感じているそうです。
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
出典
●わかさ夢ムック13 脊柱管狭窄症に絶対勝つ!新研究で続々わかった!あっと驚く自力克服道場パート2
http://wks.jp/mook013/
著者:清水伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
●わかさ夢ムック13 脊柱管狭窄症に絶対勝つ!新研究で続々わかった!あっと驚く自力克服道場パート2
http://wks.jp/mook013/
著者:清水伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
この記事が気に入ったらいいね!しよう