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【狭窄症対策レシピ】今年は豊漁!おいしく食べて痛み・しびれスッキリ「秋のサンマ」レシピ

著者:ヒロ整形クリニック院長 勝野 浩

暑かった夏がやっと落ち着いて、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。秋といえば、食欲の秋!特に、この時期の脂がたっぷりのったサンマは本当においしいですよね。

昨年までは不漁でなかなか手が出しづらかったサンマですが、今年は豊漁だそうで、スーパーで見かけることも多くなってきました。

さて、そんなサンマが実は脊柱管狭窄症の対策にピッタリの食材だって知っていましたか?今回はサンマのすごい栄養について、ヒロ整形クリニック院長・勝野浩先生に解説していただきます。

薬としても大活躍の神経強化ビタミンB12がたっぷり!

脊柱管狭窄症による痛みやしびれの原因の一つに、末梢神経の損傷があげられます。

末梢神経とは、脳や脊髄から出て、手足や内臓など体の各部に向かって網の目のように張り巡らされている神経のこと。電気を伝える電線のようなもので、電線本体の軸索と、それを包み込んで保護する髄鞘からできています。その一部がなんらかの原因で損傷すると、髄鞘が破れて軸索がむき出しになったり、むき出しの軸索どうしが接触したりします。このとき生じる異常な感覚が、痛みやしびれとして認識されるのです。

こうした神経の損傷を修復するには、「神経ビタミン」と称されるビタミンB群の摂取が有効です。中でもビタミンB12は、神経の修復に優れた作用を発揮します。実際に整形外科では、脊柱管狭窄症による末梢神経の損傷で痛みやしびれを訴える患者さんにビタミンB12の薬が処方されています。

ビタミンB12の1日当たりの必要摂取量は、成人男女で2.4マイクログラム(1マイクログラムは1000分の1ミリグラム)ですが、バランスのいい食事を心がけていれば不足する心配はありません。ただし、食生活が乱れている人やビタミンB12が吸収されにくくなっている高齢者は、意識して補ったほうがいいでしょう。

ビタミンB12を含む食品には、貝類・魚類・レバー・牛乳・チーズなどがありますが、今の時期は旬のサンマがおすすめです。サンマの場合、1尾食べれば1日の必要摂取量を十分に補うことができます。ビタミンB12はとりすぎても害のないことがわかっているので、安心して食事に取り入れてください。

抗炎症作用・血流改善作用が強いDHAとEPAも豊富!

脊柱管狭窄症の患者さんにサンマをおすすめする理由は、ほかにもあります。サンマに含まれる良質な油もまた、足腰のつらい痛みやしびれの対策に役立つからです。

油、すなわち脂質は、たんぱく質・炭水化物に並ぶ三大栄養素の一つで、私たちの体に必要不可欠な成分です。脂質は脂肪酸によって働きが異なります。脂肪酸は、常温で個体の「飽和脂肪酸」と、常温で液体の「不飽和脂肪酸」に分けられ、さらに不飽和脂肪酸は、オメガ9、オメガ6、オメガ3の三つに分類されます。

このうち、オメガ6とオメガ3は、体内では作れないので、食事で摂取しなくてはなりません。とはいうものの、オメガ6が不足することは、まずありません。むしろ、とりすぎが問題視されているくらいです。オメガ6に対して、オメガ3に分類される脂肪酸は、現代人の食生活において圧倒的に不足しています。

DHAやEPAという単語を聞いたことがある人も多いと思いますが、これらはオメガ3の代表例です。DHAやEPAは、サンマやイワシ、サバなど青魚の魚油に多く含まれていて、血管を若々しく保つ働きが認められています。具体的には、①炎症を抑える②血管を拡張する③血栓ができるのを防ぐなどの働きがあるといわれているのです。

脊柱管狭窄症の症状でいえば、患部の炎症が鎮まるとともに、血流がよくなって周辺の筋肉の緊張が和らいだり、痛みのもととなる老廃物がスムーズに排出されたり、神経の動きが改善したりすることで、痛みやしびれの軽減が期待できるのです。

オメガ3の目標摂取量は成人男性2.0~2.4グラム、成人女性1.6~2.0グラム以上とされています。サンマの場合、1尾当たりのDHAが1.6グラム、EPAが0.85グラム含まれているので、これだけで1日に必要なオメガ3脂肪酸の大半を補うことができるでしょう。

特に旬のサンマには脂がたっぷりのっていて、DHAとEPAもたくさん含まれているのでおすすめです。

【毎週更新】おいしいサンマレシピ

いかがですか?おいしいだけでなく栄養たっぷりのサンマ、たくさん食べたくなりますよね。来週からはサンマの栄養をしっかりとれるおいしいレシピを公開します。お楽しみに!

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

表紙.jpg●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.8 2018年秋号
・腰らく塾の情報はこちらから
http://wks.jp/publication/koshiraku/

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●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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