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【うつぶせ足ふりの効力アップ法】ほふく体操を行って脊柱管狭窄症の痛みやしびれを軽減!

著者:帝京科学大学医学教育センター特任教授・整形外科医 渡會公治

今回は、うつぶせ足ふりと併せて行うと、背骨や股関節、骨盤を整える作用がさらに高まる「ほふく体操」をご紹介します。

●うつぶせ足ふりについては以下の記事でくわしく解説しています。

痛みやしびれがすぐ引き驚く人も多い

「ほふく体操」とは、その名のとおり、うつぶせになってほふく前進するように足を動かす体操です。
脊柱管狭窄症の人は、前かがみの姿勢を取ると脊柱管が広がって神経の圧迫が和らぐものです。逆に、背中を反らすと脊柱管が狭まって神経が圧迫されてしまいます。ほふく体操の姿勢は、前かがみ姿勢と同様に脊柱管を狭めずにすむので、脊柱管狭窄症の人でも安心して行えます。
ほふく体操をくり返し行っているうちに、背骨や骨盤、股関節が適度に動くようになり、筋肉がほぐれて運動機能が徐々に戻ってきます。そしてしだいに、背骨や骨盤はもとより姿勢そのもののゆがみまで正され、脊柱管にかかっていたストレスが減少し、神経への圧迫が除かれるのです。

実際に私は、大学病院や診療所で、脊柱管狭窄症の人にほふく体操などの体操をすすめていますが、いざ行うと痛みやしびれがすぐ引いて驚かれる人もおおぜいいます。

脊柱管狭窄症の痛みやしびれに悩まされている人は、ぜひ試してみてください。

ほふく体操で運動作用をアップ

※1度にたくさん行うのではなく、1日何度かに分けて、くり返し行うといい。

ほふく体操は、上記の図で示した動きをよく覚え、ゆっくり行ってください。悪い姿勢で行ったり、慌てて体を動かそうとしたりすると、力がうまく入らず、筋肉や靭帯(骨と骨をつなぐ丈夫な線維組織)を痛めてしまう恐れがあります。
なお、姿勢において特に確認してほしいのが、片方の足がしっかり伸びていること、そして背骨が十分に動いていることです。
ちなみに、呼吸は顔・ひざを曲げるときなど、動きはじめるとき(背骨を曲げるとき)に息を大きく吐き、戻るときに息を深く吸い込むようにしましょう。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾 Vol.1 2017冬号
http://wks.jp/koshiraku001/

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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