【一問一答】脊柱管狭窄症ではコルセットは着けたほうがいいですか?|カラダネ

【聞く】名医が答える一問一答

【一問一答】脊柱管狭窄症ではコルセットは着けたほうがいいですか?

著者:清水整形外科クリニック院長 清水 伸一

「名医が答える一問一答」のコーナーでは、多くの脊柱管狭窄症の患者さんが疑問に思っていることやよくある質問などに脊柱管狭窄症の名医が答えるコーナーです。
今回、質問に答えてくれる名医は、清水整形外科クリニック 院長 清水 伸一先生です。

コルセットの使用は限定的にするのが吉

コルセットは、主に以下の目的で使用されます。
①低下した筋力を補う
②姿勢を正す
③腰の可動域(動かせる範囲)を制限する
④痛みを軽減する
⑤腰をサポートする

患者さんがコルセットを着けることで痛みが軽くなったり、日常生活の動作がらくになったりするのであれば、装着することをおすすめします。
ただし、コルセットを漫然と使いつづけるのは、腰周囲の筋力の低下を招き、症状の悪化につながりかねません。痛みの強い時間帯や、中腰の姿勢を取るときなど、腰に負担のかかる動作をするときに限定して使用するといいでしょう。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

16年8月号_Mid.jpg出典:わかさ8月号 脊柱管狭窄症克服の極意 名医10人の111問111答
http://wks.jp/wakasa1608/
著者:清水伸一

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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