【聞く】名医が答える一問一答
【一問一答】脊柱管狭窄症の初診の診察費用や検査費用はどのくらいかかりますか?
著者:清水整形外科クリニック院長 清水 伸一
「名医が答える一問一答」のコーナーでは、多くの脊柱管狭窄症の患者さんが疑問に思っていることやよくある質問などに脊柱管狭窄症の名医が答えるコーナーです。
今回、質問に答えてくれる名医は、清水整形外科クリニック 院長 清水 伸一先生です。
初診でかかる大体の費用は約1万円前後
腰痛や足のしびれ、間欠性跛行(はこう)などの症状を訴えて医療機関を受診すると、まず、問診・触診・運動機能検査・レントゲン検査などが行われ、病状に応じて、投薬やリハビリを行います。
そのさいの費用は、患者さんの状態や医師の見立てなどによって異なるので、金額をハッキリ示すのは難しいのですが、年金生活の方々にとって「いくらかかるか」は切実な問題かと思います。
そこで、ごく一般的に行われている主な診療行為それぞれについて、費用の大まかな目安を、次のとおりまとめてみました(医療機関や諸条件によって異ります)。
●初診料 2820円
● レントゲン検査 1000~3000円(撮影枚数によって異なる)
●処方箋(せん)料 680円
● 薬剤料 一種類・二週間分当たり600~3000円(主に鎮痛薬・血管拡張薬・ビタミンB12製剤・神経障害性疼痛(とうつう)治療薬など)
● リハビリ 1回20分当たり850~1800円(医療機関によって異なる)
上記の合計金額に健康保険が適用され、それぞれの負担割合(1~3割)に応じて窓口の支払額が決まります。
多くの場合、初診でかかる費用の総額は1万円前後となり、1割負担の人なら1000円程度、3割負担の人なら3000円程度というのが、一つの目安になるかもしれません。
ただし、脊柱管狭窄(せきちゆうかんきようさく)症の診療では、狭窄の部位や程度を調べるために、大きな病院などで、MRI(磁気共鳴断層撮影)検査を受けてもらうことがよくあります。その場合は、撮影枚数によって異なりますが1万~3万円程度の費用がさらにかかります。診療費が気になる人は、事前に医療機関に相談してみるといいでしょう。
※上記の費用はあくまで概算であり、すべての場合に当てはまるわけではありません。予めご了承くださいませ(注:脊柱管狭窄症ひろば編集部)
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
出典:わかさ8月号 脊柱管狭窄症克服の極意 名医10人の111問111答
http://wks.jp/wakasa1608/
著者:清水伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
腰痛や足のしびれ、間欠性跛行(はこう)などの症状を訴えて医療機関を受診すると、まず、問診・触診・運動機能検査・レントゲン検査などが行われ、病状に応じて、投薬やリハビリを行います。
そのさいの費用は、患者さんの状態や医師の見立てなどによって異なるので、金額をハッキリ示すのは難しいのですが、年金生活の方々にとって「いくらかかるか」は切実な問題かと思います。
そこで、ごく一般的に行われている主な診療行為それぞれについて、費用の大まかな目安を、次のとおりまとめてみました(医療機関や諸条件によって異ります)。
●初診料 2820円
● レントゲン検査 1000~3000円(撮影枚数によって異なる)
●処方箋(せん)料 680円
● 薬剤料 一種類・二週間分当たり600~3000円(主に鎮痛薬・血管拡張薬・ビタミンB12製剤・神経障害性疼痛(とうつう)治療薬など)
● リハビリ 1回20分当たり850~1800円(医療機関によって異なる)
上記の合計金額に健康保険が適用され、それぞれの負担割合(1~3割)に応じて窓口の支払額が決まります。
多くの場合、初診でかかる費用の総額は1万円前後となり、1割負担の人なら1000円程度、3割負担の人なら3000円程度というのが、一つの目安になるかもしれません。
ただし、脊柱管狭窄(せきちゆうかんきようさく)症の診療では、狭窄の部位や程度を調べるために、大きな病院などで、MRI(磁気共鳴断層撮影)検査を受けてもらうことがよくあります。その場合は、撮影枚数によって異なりますが1万~3万円程度の費用がさらにかかります。診療費が気になる人は、事前に医療機関に相談してみるといいでしょう。
※上記の費用はあくまで概算であり、すべての場合に当てはまるわけではありません。予めご了承くださいませ(注:脊柱管狭窄症ひろば編集部)
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
出典:わかさ8月号 脊柱管狭窄症克服の極意 名医10人の111問111答
http://wks.jp/wakasa1608/
著者:清水伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
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