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右ひざ下のズキズキする痛みとしびれで歩きが不自由になったが3ヵ月のヘソ入れで旅行できた

著者:腰痛トレーニング研究所・さくら治療院院長 川口陽海

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が改善した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「ヘソ入れ」を行って、症状が改善した石田かよさん(75歳・仮名)の症例を川口陽海先生が紹介します。

●ヘソ入れのやり方については、下の記事をご覧ください。

疲労がたまって腹圧が弱まった

石田かよさん(千葉県・主婦・75歳・仮名)は、健康に対する意識が高く、日ごろから適度な運動を心がけ、ヨガ教室や体操教室などに積極的に通っていました。
しかし、2015年の11月から、長時間歩いたり、立ちっぱなしでいたりすると、右足のひざ下に違和感を覚えるようになり、やがてその感覚はズキズキする痛みやしびれに変わっていきました。
石田さんは心配になり整形外科を受診したところ、脊柱管狭窄症からくる痛みとしびれだと診断されました。
石田さんが当院を訪れたのは、2016年の9月末のこと。そのときには、近所の小さな公園をひと回りすることすらできないほど、右ひざ下の痛みやしびれが悪化していました。
整形外科では、かなり強い鎮痛薬を処方されていましたが、石田さんの痛みにはほとんど効かず、苦しんでいました。自宅から1時間以上もかかる当院までは、自力では通えず、ご家族に車で送迎してもらっていました。
石田さんは、小柄でややポッチャリ体型。反り腰で下腹がポッコリと出た姿勢で、まさに、腹圧が弱り背骨を支えられなくなっている典型だとわかりました。

1週間で公園を3周できて驚いた

そこで、石田さんにも腹圧を強める「ヘソ入れ」のやり方を指導しました。
すると、石田さんは驚くべき回復力を見せてくれたのです。10月初旬の2回めの来院のさい、開口一番「公園を3周も歩けるようになった」というのです。1年近く悩まされた痛みやしびれが、わずか1週間ほどで大幅に軽減されたことに、大変驚いていました。
ヘソ入れの作用が目に見えて現れると、モチベーションも高まります。ヘソ入れを熱心に行った石田さんは、その後の経過も順調で、みるみる右ひざ下の痛みもしびれも薄れていきました。
11月からは電車と徒歩で通院できるようになり、12月には「公園の周囲を30分以上散歩できた」と話してくれました。石田さんの反り腰の姿勢もだいぶ改善され、その点でも腹圧が強まっているのがわかりました。
長時間の外出に自信をつけた石田さんは、思い切って友達と旅行に出かけたそうですが、大きなトラブルもなく存分に楽しめたそうです。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

vol2spring.jpg●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.2 2017年春号
・腰らく塾の情報はこちらから
http://wks.jp/publication/koshiraku/

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●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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