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【症例報告・頸椎リセット体操】1ヵ月で頸椎症の首痛が和らぎ10年来の肩こりも改善
著者:清水整形外科クリニック院長 清水伸一
「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が改善した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「頸椎リセット体操」を行って、症状が改善した相羽源一さん(52歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。
●「頸椎リセット体操」については、下の記事をご覧ください。
大学病院に通っても治らなかった頸椎症
私のクリニックでは、頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどによる首の激痛・しびれや頑固な首・肩のこりに悩む人に首ネコ背を正して頸椎前弯を復活させるのにおすすめな「頸椎リセット体操」を積極的に実践してもらっています。
その成果は目を見張るものがあり、毎日継続的に行ってもらうことで、それまでの治療ではなかなか治らなかった首の激痛やしびれ、首・肩のこりが、1~2ヵ月ほどで改善するケースが多く見られています。
タクシー運転手の相羽源一さん(52歳・仮名)は、10年来の頑固な肩こりに悩まされていました。職業病だと思ってあきらめていましたが、2年前から首や肩が鉄板のように硬くなり、首や肩に痛みさえ感じはじめました。
そのうち、運転を長時間行った日の仕事明けに頭痛まで伴うようになり、整形外科を受診したそうです。レントゲン検査の結果、頸椎症と診断されました。整形外科で鎮痛薬と湿布薬を処方され、定期的に電気治療にも通ったものの、効果はあまり得られませんでした。
その後、右手にビリビリとしたしびれを感じるまでに悪化したため、改めて大学病院を受診し、ブロック注射やリハビリ(機能回復訓練)を続けてみました。しかし、効果は一時的なもので、ほとんど改善は見られませんでした。
私のクリニックでは、頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアなどによる首の激痛・しびれや頑固な首・肩のこりに悩む人に首ネコ背を正して頸椎前弯を復活させるのにおすすめな「頸椎リセット体操」を積極的に実践してもらっています。
その成果は目を見張るものがあり、毎日継続的に行ってもらうことで、それまでの治療ではなかなか治らなかった首の激痛やしびれ、首・肩のこりが、1~2ヵ月ほどで改善するケースが多く見られています。
タクシー運転手の相羽源一さん(52歳・仮名)は、10年来の頑固な肩こりに悩まされていました。職業病だと思ってあきらめていましたが、2年前から首や肩が鉄板のように硬くなり、首や肩に痛みさえ感じはじめました。
そのうち、運転を長時間行った日の仕事明けに頭痛まで伴うようになり、整形外科を受診したそうです。レントゲン検査の結果、頸椎症と診断されました。整形外科で鎮痛薬と湿布薬を処方され、定期的に電気治療にも通ったものの、効果はあまり得られませんでした。
その後、右手にビリビリとしたしびれを感じるまでに悪化したため、改めて大学病院を受診し、ブロック注射やリハビリ(機能回復訓練)を続けてみました。しかし、効果は一時的なもので、ほとんど改善は見られませんでした。
1ヵ月で頸椎症の痛み・しびれが和らいだ
そんな状態を見かねた友人の紹介で当院を訪れた相羽さんは、一目見てそれとわかるほどのひどい首ネコ背で、それに伴って背中も腰も曲がっていました。
そこで、私は何より首ネコ背の矯正が必要と考えて、頸椎リセット体操を指導しました。相羽さんは、早速、帰宅したその日の入浴中に、湯船の中で体を温めて筋肉をほぐしながら頸椎リセット体操を行ったそうです。すると、その場で肩がスッと軽くなるのが実感できたといいます。
それからは毎日、朝・昼・晩の食後に頸椎リセット体操を1セットずつ行いました。その結果、1ヵ月後には頸椎症による首や肩の痛み、右手のしびれが大幅に和らぎ、10年来の頑固な肩こりも驚くほどよくなっていました。そのころには、毎日欠かせなかった鎮痛薬も湿布薬も不要となりました。
現在では、頸椎症の痛みやしびれのせいで一時は辞めようかと考えていたタクシーの運転手の仕事も順調にこなせています。乗客がいないときには、赤信号で停車すると、必ず頸椎リセット体操を行っていると話しています。
そんな状態を見かねた友人の紹介で当院を訪れた相羽さんは、一目見てそれとわかるほどのひどい首ネコ背で、それに伴って背中も腰も曲がっていました。
そこで、私は何より首ネコ背の矯正が必要と考えて、頸椎リセット体操を指導しました。相羽さんは、早速、帰宅したその日の入浴中に、湯船の中で体を温めて筋肉をほぐしながら頸椎リセット体操を行ったそうです。すると、その場で肩がスッと軽くなるのが実感できたといいます。
それからは毎日、朝・昼・晩の食後に頸椎リセット体操を1セットずつ行いました。その結果、1ヵ月後には頸椎症による首や肩の痛み、右手のしびれが大幅に和らぎ、10年来の頑固な肩こりも驚くほどよくなっていました。そのころには、毎日欠かせなかった鎮痛薬も湿布薬も不要となりました。
現在では、頸椎症の痛みやしびれのせいで一時は辞めようかと考えていたタクシーの運転手の仕事も順調にこなせています。乗客がいないときには、赤信号で停車すると、必ず頸椎リセット体操を行っていると話しています。
出典
わかさ増刊号 脊柱管狭窄症克服マガジン「腰らく塾」 vol.2 2017年春号
http://wks.jp/koshiraku002/
著者:清水 伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
わかさ増刊号 脊柱管狭窄症克服マガジン「腰らく塾」 vol.2 2017年春号
http://wks.jp/koshiraku002/
著者:清水 伸一
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
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