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【中国式狭窄症体操・腰眼ゆらし】腰椎すべり症に伴う腰の激痛と右足の痛み・しびれが軽快

著者:東京中医学研究所所長 孫 維良

4000年の歴史を誇る中国伝統医学(中医学)をもとに孫維良先生が考案した「腰眼ゆらし体操」。
職場や外出先でもすぐに試せるこの体操を行って腰痛・坐骨神経痛などの症状が改善された患者さんの実例を、孫維良先生が紹介していきます。

●腰眼ゆらしについては、以下の記事でくわしく解説しています。
もちろん、この体操だけをやれば、すべてよくなるわけではありません。整形外科医の適切な治療に加えて、運動療法の一環として試してください。

下肢の痛みやしびれで階段がつらかった

法律事務所に勤務する森田勇さん(東京都・65歳・仮名)は、仕事中に座っていることが多く、腰に大きな負担をかけていました。そんな森田さんが腰の激痛に襲われたのは、2016年2月です。

病院で検査を受けたら、背骨の並びがずれている腰椎すべり症(腰椎とは背骨の腰の部分)と診断されたそうです。本来なら、治療を続ける必要があったのですが、森田さんは仕事が忙しくて通院できなかったといいます。
その後、腰の痛みに加え、右側の下肢に痛みやしびれが起こるようになり、事務所の階段の上り下りがつらくなってしまいました。
そんな森田さんは、5月になって、私の施術院を訪れたのです。

歩きの不安が消えてウォーキングを開始

当院の鍼灸師が森田さんの腰を触ってみると、腰全体がガチガチにこっていました。そこで、こうした筋肉の硬直を自力でほぐすのに役立ち、腰痛が改善する人も実に多い「腰眼ゆらし」と、補助体操の「お尻上げ」「ひざ倒し」を指導したのです。

森田さんは、腰眼ゆらしと2つの補助体操を起床後と就寝前の1日2回、毎日行いました。日中も仕事のちょっとした合間を利用して、腰眼ゆらしを行ったそうです。
さらに、森田さんは、腰の腰眼のツボを手で押すだけでも、筋肉のこわばりが取れて痛みが軽くなるのを実感しました。そこで、通勤時間などに、腰眼を指圧したり、両手で腰眼の周辺を上下にこすったりしたそうです。

森田さんの場合は、腰眼ゆらしを始めて2週間後には、下肢の痛みやしびれが大幅に軽くなりました。そして1ヵ月後には、階段の上り下りもスイスイとできるようになり、腰の不安がなくなっていました。
森田さんの腰痛は、現在では痛みをほぼ感じない程度まで回復しています。腰痛の再発予防と運動不足の解消のために、毎日の腰眼ゆらしと2つの補助体操以外にも、毎朝30分のウォーキングを始めたそうです。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾 Vol.4 2017秋号
http://wks.jp/koshiraku004/

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

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