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【狭窄症対策レシピ】石原新菜先生おすすめは「酢ショウガ」。痛みやしびれで悩む人に
著者:イシハラクリニック副院長 石原 新菜
脊柱管狭窄症の患者の多くが訴える痛みやしびれは血流不足が原因の場合があります。血流不足は足の冷えや足裏の違和感を引き起こすため、そうした症状で悩んでいる人には、手軽で便利な常備食「酢ショウガ」がおすすめです。
TVや雑誌など、数多くのメディアに出演・執筆しており、自身も酢ショウガを健康に役立てているイシハラクリニック副院長・石原新菜先生が、脊柱管狭窄症のケアに役立つ酢ショウガについて解説!
そもそも「酢ショウガ」って何?
「酢ショウガ」は、酢とショウガで簡単に手作りできて常備食としても役立つ食品です。注目されているのは、そのまま食べても料理に使ってもいいという手軽さと、酢・ショウガ両方に期待されている健康作用です。
主に「冷え症」をはじめ、「高血圧」「高脂血」などの改善にも役立つ可能性が指摘され、注目を浴びています。中でも後述する血流への働きかけによって、痛みやしびれなどを改善に導く働きが期待できることから、腰部脊柱管狭窄症(以下、脊柱管狭窄症)のセルフケアでも活用していただきたいと思います。
ここでは、酢ショウガの作り方から、脊柱管狭窄症で起こりがちな足の冷え・違和感の改善、さらに酢ショウガに期待される痛みへの作用も解説しますので、初めて酢ショウガを知ったという人も安心して活用してください。
「酢ショウガ」は、酢とショウガで簡単に手作りできて常備食としても役立つ食品です。注目されているのは、そのまま食べても料理に使ってもいいという手軽さと、酢・ショウガ両方に期待されている健康作用です。
主に「冷え症」をはじめ、「高血圧」「高脂血」などの改善にも役立つ可能性が指摘され、注目を浴びています。中でも後述する血流への働きかけによって、痛みやしびれなどを改善に導く働きが期待できることから、腰部脊柱管狭窄症(以下、脊柱管狭窄症)のセルフケアでも活用していただきたいと思います。
ここでは、酢ショウガの作り方から、脊柱管狭窄症で起こりがちな足の冷え・違和感の改善、さらに酢ショウガに期待される痛みへの作用も解説しますので、初めて酢ショウガを知ったという人も安心して活用してください。
脊柱管狭窄症に多い足の冷えや違和感を招く血流不足
脊柱管狭窄症の症状には、足腰の痛みのほか、足の冷えやしびれ、足裏の違和感などがあります。こうした悩みを抱える人たちは、下肢の血流不足が多かれ少なかれ関係しているのではないかと考えられます。
脊柱管狭窄症の症状を引き起こすのは、主に脊柱管の狭窄による神経の圧迫です。しかし、それ以外にネコ背などの悪い姿勢や体幹の衰えが原因で起こる足腰やおなか、腰椎(背骨の腰の部分)の周囲の筋肉の硬直も、症状を招く重大原因となります。
これらの筋肉が硬直すると、周辺の血管が圧迫されて血流が悪化してしまいます。
脊柱管狭窄症の症状には、足腰の痛みのほか、足の冷えやしびれ、足裏の違和感などがあります。こうした悩みを抱える人たちは、下肢の血流不足が多かれ少なかれ関係しているのではないかと考えられます。
脊柱管狭窄症の症状を引き起こすのは、主に脊柱管の狭窄による神経の圧迫です。しかし、それ以外にネコ背などの悪い姿勢や体幹の衰えが原因で起こる足腰やおなか、腰椎(背骨の腰の部分)の周囲の筋肉の硬直も、症状を招く重大原因となります。
これらの筋肉が硬直すると、周辺の血管が圧迫されて血流が悪化してしまいます。
血流悪化で発痛物質もたまってしまう
血流が悪化すると、神経に十分な酸素や栄養が届かなくなったり、老廃物がたまっていったりして、神経が傷みます。神経が傷むと、痛みやしびれを感じたり、足裏の違和感が起こったりする原因となるのです。
さらに、収縮した血管を広げようとしてプロスタグランジンやブラジキニンといった生理活性物質の分泌が盛んになります。ただ、これらは痛みの原因にもなりうるため、分泌量が増えすぎるのは問題です。
血流が悪化している状態では、これらの物質は停滞したままになります。そのため、足のしびれや足裏の違和感、ひいては痛みが起こるようになるのです。
また、血液は酸素や栄養だけでなく、熱を体じゅうに運ぶ役目も担っています。そのため、血管が圧迫されて、血液が十分に行き届かない部分では冷えも招く可能性が高まるわけです。
血流が悪化すると、神経に十分な酸素や栄養が届かなくなったり、老廃物がたまっていったりして、神経が傷みます。神経が傷むと、痛みやしびれを感じたり、足裏の違和感が起こったりする原因となるのです。
さらに、収縮した血管を広げようとしてプロスタグランジンやブラジキニンといった生理活性物質の分泌が盛んになります。ただ、これらは痛みの原因にもなりうるため、分泌量が増えすぎるのは問題です。
血流が悪化している状態では、これらの物質は停滞したままになります。そのため、足のしびれや足裏の違和感、ひいては痛みが起こるようになるのです。
また、血液は酸素や栄養だけでなく、熱を体じゅうに運ぶ役目も担っています。そのため、血管が圧迫されて、血液が十分に行き届かない部分では冷えも招く可能性が高まるわけです。
酢とショウガは体温を上げる二大特効食
足の冷えやしびれ、足裏の違和感を招く下肢の血流不足の対策には、体を温めることが必要です。
体を温めれば、筋肉の硬直が改善し、血流が促されて神経の新陳代謝(古いものと新しいものの入れ替わり)もよくなる可能性があります。
そのために、私がウォーキングなどの軽い運動や半身浴とともに患者さんにすすめているのが、「酢ショウガ」です。
酢ショウガとは、その名のとおり、刻みショウガを酢に一晩漬け込んで作る簡単な常備食です。
酢もショウガも古くから体を温める作用が知られてきた食べ物です。酢ショウガをとればすぐに体が温まって血流を促すのに役立つはずです。
では、実際に酢ショウガの作り方を解説しましょう。
足の冷えやしびれ、足裏の違和感を招く下肢の血流不足の対策には、体を温めることが必要です。
体を温めれば、筋肉の硬直が改善し、血流が促されて神経の新陳代謝(古いものと新しいものの入れ替わり)もよくなる可能性があります。
そのために、私がウォーキングなどの軽い運動や半身浴とともに患者さんにすすめているのが、「酢ショウガ」です。
酢ショウガとは、その名のとおり、刻みショウガを酢に一晩漬け込んで作る簡単な常備食です。
酢もショウガも古くから体を温める作用が知られてきた食べ物です。酢ショウガをとればすぐに体が温まって血流を促すのに役立つはずです。
では、実際に酢ショウガの作り方を解説しましょう。
酢ショウガに必要な材料は「酢」「ショウガ」「ハチミツ」だけ
●ショウガ…200g(市販のもので2~3袋程度)
●酢(穀物酢)…200~300ml(ショウガが浸る程度)
●ハチミツ …大さじ1
●ラップ
●耐熱容器
●密閉できる保存容器(ガラス製が望ましい)
なお、ショウガの種類は通年出回る最も一般的な「根ショウガ」、初夏から秋にかけて出回る「新ショウガ」のどちらを使っても問題ありません。
●ショウガ…200g(市販のもので2~3袋程度)
●酢(穀物酢)…200~300ml(ショウガが浸る程度)
●ハチミツ …大さじ1
●ラップ
●耐熱容器
●密閉できる保存容器(ガラス製が望ましい)
なお、ショウガの種類は通年出回る最も一般的な「根ショウガ」、初夏から秋にかけて出回る「新ショウガ」のどちらを使っても問題ありません。
酢ショウガの作り方
①ショウガをよく洗い、皮をむかずにみじん切りにする。スライスしたあと細切りにしてから刻むとやりやすい。みじん切りが手軽にできるチョッパーなどを使うとらく。
②刻んだショウガを耐熱容器に移し、少量の水を加えたあとラップをして、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。
③あら熱が取れたら密閉容器に移し、酢を注ぎ入れる。ショウガがすべて酢に浸るようにする。
④ハチミツを加えて全体を軽くかきまぜ、冷蔵庫で一晩漬ければ出来上がり。
⑤完成したら冷蔵保存して、2〜3週間くらいで食べきる。
①ショウガをよく洗い、皮をむかずにみじん切りにする。スライスしたあと細切りにしてから刻むとやりやすい。みじん切りが手軽にできるチョッパーなどを使うとらく。
②刻んだショウガを耐熱容器に移し、少量の水を加えたあとラップをして、電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。
③あら熱が取れたら密閉容器に移し、酢を注ぎ入れる。ショウガがすべて酢に浸るようにする。
④ハチミツを加えて全体を軽くかきまぜ、冷蔵庫で一晩漬ければ出来上がり。
⑤完成したら冷蔵保存して、2〜3週間くらいで食べきる。
酢ショウガを作るときのポイント
ポイント① ショウガは皮つきで使う
ショウガを皮つきのまま使うのは、ショウガに含まれるジンゲロールが、皮の近くに最も多く含まれているからです。ジンゲロールは熱が加わると、血流促進作用や鎮痛作用に優れるショウガオールへと変化します。電子レンジで加熱をするのはこのジンゲロールをショウガオールへと変化させるためです。
ポイント② ハチミツで腸内環境も整う
酢ショウガに入れるハチミツは、酢の酸味やショウガの辛みを和らげるためのものです。糖分が気になる人は入れなくてもかまいません。とはいえ、ハチミツに含まれるオリゴ糖には、腸の善玉菌のエサとなって腸内環境を整える効果があるので、基本的には入れて作ることをおすすめしています。
ポイント① ショウガは皮つきで使う
ショウガを皮つきのまま使うのは、ショウガに含まれるジンゲロールが、皮の近くに最も多く含まれているからです。ジンゲロールは熱が加わると、血流促進作用や鎮痛作用に優れるショウガオールへと変化します。電子レンジで加熱をするのはこのジンゲロールをショウガオールへと変化させるためです。
ポイント② ハチミツで腸内環境も整う
酢ショウガに入れるハチミツは、酢の酸味やショウガの辛みを和らげるためのものです。糖分が気になる人は入れなくてもかまいません。とはいえ、ハチミツに含まれるオリゴ糖には、腸の善玉菌のエサとなって腸内環境を整える効果があるので、基本的には入れて作ることをおすすめしています。
なぜ、酢ショウガがいいのか
ショウガに含まれる辛み成分のジンゲロールには、脂肪や糖の燃焼を促して体温を上げる作用や血管拡張作用が期待できます。
なお、ジンゲロールには痛みを招く物質の発生を抑える作用もあるとされ、痛みを和らげるのに役立ちます。その働きは、消炎鎮痛薬のイブプロフェンに匹敵するとイランの大学の研究で報告されています。
さらに、酢に含まれるアミノ酸とクエン酸も体温を上昇へと導きます。
酢に含まれるアミノ酸にはリジン・プロリン・アラニン・アルギニンなどがあります。これらは脂肪の燃焼を促し、体温を上げやすくする成分です。クエン酸は体内でエネルギーを生産するときに働く「クエン酸回路」を活性化させ、体温を上げる働きが期待できるのです。
実際、当院を訪れる脊柱管狭窄症の患者さんには、酢ショウガをとるようになってから足の冷えが和らいだり、しびれや違和感がなくなって歩きやすくなったりした人がおおぜいいます。
ぜひ、手作りした酢ショウガを毎日食べて、健康づくりに役立ててください。
もちろん、酢ショウガだけとれば狭窄症がよくなるわけではありませんので、必ず整形外科医に診てもらってください。
最後に、酢ショウガに関する疑問をまとめていますので、参考にしてください。
ショウガに含まれる辛み成分のジンゲロールには、脂肪や糖の燃焼を促して体温を上げる作用や血管拡張作用が期待できます。
なお、ジンゲロールには痛みを招く物質の発生を抑える作用もあるとされ、痛みを和らげるのに役立ちます。その働きは、消炎鎮痛薬のイブプロフェンに匹敵するとイランの大学の研究で報告されています。
さらに、酢に含まれるアミノ酸とクエン酸も体温を上昇へと導きます。
酢に含まれるアミノ酸にはリジン・プロリン・アラニン・アルギニンなどがあります。これらは脂肪の燃焼を促し、体温を上げやすくする成分です。クエン酸は体内でエネルギーを生産するときに働く「クエン酸回路」を活性化させ、体温を上げる働きが期待できるのです。
実際、当院を訪れる脊柱管狭窄症の患者さんには、酢ショウガをとるようになってから足の冷えが和らいだり、しびれや違和感がなくなって歩きやすくなったりした人がおおぜいいます。
ぜひ、手作りした酢ショウガを毎日食べて、健康づくりに役立ててください。
もちろん、酢ショウガだけとれば狭窄症がよくなるわけではありませんので、必ず整形外科医に診てもらってください。
最後に、酢ショウガに関する疑問をまとめていますので、参考にしてください。
酢ショウガのQ&A
Qどのくらいとればいいの?
酢ショウガをとるときの目安量は、大さじ二杯です。大さじ一杯分は漬けたショウガと酢を合わせてすくった分量を指します。
また、酢ショウガは朝・昼・晩の食事中か食後に食べましょう。酢は胃への刺激が強いので、空腹時に食べることはおすすめしません。
Q余った酢は再利用できる?
余った酢の再利用は一回ならば大丈夫ですが、何度も使い回すのはやめましょう。何度も漬けるとショウガから水分が出て酢が薄まり酢の殺菌作用が弱まって、使い回すうちに酢が腐敗する恐れがあります。
Q酢ショウガは料理に使ったりしても大丈夫?
酢ショウガは、酢の酸味やショウガの辛みがマイルドになって食べやすいと評判の常備食です。さっぱりとしているので、単品でそのまま食べてもおいしく、さまざまな料理と相性抜群で、私自身も酢ショウガを料理やデザート作りに活用しています。最後に、毎日のお料理に使える酢ショウガのアレンジレシピも公開しているので、こちらもおすすめです。
Q酢ショウガを保存していたらピンク色になった
酢ショウガは、数日たつとピンク色になることがあります。これはショウガに含まれているアントシアニンという赤紫色の色素によるものです。アントシアニンには酸性で赤色に代わる性質があるため、酢ショウガがピンク色になるのです。品質に問題があるわけではないので安心して食べてください。
色の変化は、新ショウガを使うとより顕著である一方、品種によってはピンクにならないこともあります。その場合も問題なく食べられます。
酢ショウガは酢に漬けることで、生のショウガよりも長く持つので、冷蔵庫に入れれば2~3週間は保存可能です。
Q薬と併用しても大丈夫?
酢とショウガを薬と併用して、薬の作用が強まったり弱まったりしたという報告は特にありません。酢ショウガを適度に補う分には問題ないでしょう。心配な人は主治医に相談してください。
Qラッキョウ酢のような調味酢を使ってもいい?
調味酢は砂糖や食塩などが加えられているため、健康効果を期待してとる酢ショウガを作るのには不向きです。なるべく醸造酢を用いてください。甘めに作りたい人は、リンゴ酢を使ったり、ハチミツの分量を少し増やしたりしましょう。
整形外科などで治療を続けながら、セルフケアとして酢ショウガを役立てるといいでしょう。
●酢ショウガアレンジレシピ集
詳しい作り方は、料理名をクリックしてください。
●アレンジレシピ①
酢ショウガ入りごはんの山かけ
ヤマイモに豊富なコンドロイチンには関節軟骨を補強する働きがある
●アレンジレシピ②
酢ショウガとアマニ油の和風タマネギドレッシング
タマネギには抗炎症作用と筋肉増強作用に優れるケルセチンが豊富
●アレンジレシピ③
コマツナと酢ショウガの豚汁
コマツナに豊富なカルシウムは足腰を支える骨の強化に役立つ
●アレンジレシピ④
鶏のからあげ酢ショウガあんかけ
鶏モモ肉に豊富なタンパク質で筋肉強化
●アレンジレシピ⑤
牛すじと酢ショウガのトマト煮込み
トマトの赤い色素成分リコピンが血流を促進する
●アレンジレシピ⑥
アサリと酢ショウガの豆腐煮
アサリには傷んだ神経の修復を助けるビタミンB12が多く含まれている
●アレンジレシピ⑦
ヤマイモのしょうゆソテー酢ショウガのせ
ヤマイモに豊富なコンドロイチンには関節軟骨を補強する働きがある
●アレンジレシピ⑧
酢ショウガ入りシラス丼
カルシウムの多いシラスをとることで足腰の骨の強化に役立つ
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
Qどのくらいとればいいの?
酢ショウガをとるときの目安量は、大さじ二杯です。大さじ一杯分は漬けたショウガと酢を合わせてすくった分量を指します。
また、酢ショウガは朝・昼・晩の食事中か食後に食べましょう。酢は胃への刺激が強いので、空腹時に食べることはおすすめしません。
Q余った酢は再利用できる?
余った酢の再利用は一回ならば大丈夫ですが、何度も使い回すのはやめましょう。何度も漬けるとショウガから水分が出て酢が薄まり酢の殺菌作用が弱まって、使い回すうちに酢が腐敗する恐れがあります。
Q酢ショウガは料理に使ったりしても大丈夫?
酢ショウガは、酢の酸味やショウガの辛みがマイルドになって食べやすいと評判の常備食です。さっぱりとしているので、単品でそのまま食べてもおいしく、さまざまな料理と相性抜群で、私自身も酢ショウガを料理やデザート作りに活用しています。最後に、毎日のお料理に使える酢ショウガのアレンジレシピも公開しているので、こちらもおすすめです。
Q酢ショウガを保存していたらピンク色になった
酢ショウガは、数日たつとピンク色になることがあります。これはショウガに含まれているアントシアニンという赤紫色の色素によるものです。アントシアニンには酸性で赤色に代わる性質があるため、酢ショウガがピンク色になるのです。品質に問題があるわけではないので安心して食べてください。
色の変化は、新ショウガを使うとより顕著である一方、品種によってはピンクにならないこともあります。その場合も問題なく食べられます。
酢ショウガは酢に漬けることで、生のショウガよりも長く持つので、冷蔵庫に入れれば2~3週間は保存可能です。
Q薬と併用しても大丈夫?
酢とショウガを薬と併用して、薬の作用が強まったり弱まったりしたという報告は特にありません。酢ショウガを適度に補う分には問題ないでしょう。心配な人は主治医に相談してください。
Qラッキョウ酢のような調味酢を使ってもいい?
調味酢は砂糖や食塩などが加えられているため、健康効果を期待してとる酢ショウガを作るのには不向きです。なるべく醸造酢を用いてください。甘めに作りたい人は、リンゴ酢を使ったり、ハチミツの分量を少し増やしたりしましょう。
整形外科などで治療を続けながら、セルフケアとして酢ショウガを役立てるといいでしょう。
●酢ショウガアレンジレシピ集
詳しい作り方は、料理名をクリックしてください。
●アレンジレシピ①
酢ショウガ入りごはんの山かけ
ヤマイモに豊富なコンドロイチンには関節軟骨を補強する働きがある
●アレンジレシピ②
酢ショウガとアマニ油の和風タマネギドレッシング
タマネギには抗炎症作用と筋肉増強作用に優れるケルセチンが豊富
●アレンジレシピ③
コマツナと酢ショウガの豚汁
コマツナに豊富なカルシウムは足腰を支える骨の強化に役立つ
●アレンジレシピ④
鶏のからあげ酢ショウガあんかけ
鶏モモ肉に豊富なタンパク質で筋肉強化
●アレンジレシピ⑤
牛すじと酢ショウガのトマト煮込み
トマトの赤い色素成分リコピンが血流を促進する
●アレンジレシピ⑥
アサリと酢ショウガの豆腐煮
アサリには傷んだ神経の修復を助けるビタミンB12が多く含まれている
●アレンジレシピ⑦
ヤマイモのしょうゆソテー酢ショウガのせ
ヤマイモに豊富なコンドロイチンには関節軟骨を補強する働きがある
●アレンジレシピ⑧
酢ショウガ入りシラス丼
カルシウムの多いシラスをとることで足腰の骨の強化に役立つ
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
出典・参考
わかさ夢ムック23 酢ショウガで高血圧が正常化!10キロやせた!美やせレシピ108
http://wks.jp/mook023/
わかさ増刊号 脊柱管狭窄症克服マガジン「腰らく塾」 vol.1 2017年冬号
http://wks.jp/koshiraku001/
著者:石原 新菜
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
わかさ夢ムック23 酢ショウガで高血圧が正常化!10キロやせた!美やせレシピ108
http://wks.jp/mook023/
わかさ増刊号 脊柱管狭窄症克服マガジン「腰らく塾」 vol.1 2017年冬号
http://wks.jp/koshiraku001/
著者:石原 新菜
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
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