【治す】自力改善
【中国式狭窄症体操・腰眼ゆらし】腰の間にあるへこみを見つけるのが肝心【第1のステップ】
著者:東京中医学研究所所長 孫 維良
●腰眼ゆらしについては、以下の記事でくわしく解説しています。
腰におすすめのツボ「腰眼」を両手の親指で探す
中国式狭窄症体操の「腰眼ゆらし」は、腰におすすめのツボである「腰眼」を両手の親指で押しながら、腰を回したり、前後に動かしたりする体操です。腰眼ゆらしを行うと、狭くなった椎間孔(脊髄から枝分かれした神経根の出口)を広げる作用や硬直した周囲の筋肉をほぐす作用を同時に得ることができます。
腰眼ゆらしで一番のポイントになるのは、腰眼のツボの位置を正確に探すことです。
腰眼は、第4腰椎(腰椎は背骨の腰の部分)の背骨の中央の突起から、指幅で4本分ほど離れた位置に、左右に1つずつあります。
まず、第4腰椎は、ズボンやスカートをはくさいのベルトのラインを目安にするといいでしょう。この第4腰椎から、背骨を中心に両側に親指を移動させていくと、指先がスッポリと入るようなへこみが見つかるはずです。そのへこみが腰眼です。
さらに、腰眼のツボを探すヒントになるのが、脊柱起立筋です。脊柱起立筋は、背骨の両側を走っている筋肉のこと。骨盤から首までを連結する長い筋肉群で、9つの筋肉から構成されています。腰眼は、脊柱起立筋と第4腰椎の間に位置しているのです。
中国式狭窄症体操の「腰眼ゆらし」は、腰におすすめのツボである「腰眼」を両手の親指で押しながら、腰を回したり、前後に動かしたりする体操です。腰眼ゆらしを行うと、狭くなった椎間孔(脊髄から枝分かれした神経根の出口)を広げる作用や硬直した周囲の筋肉をほぐす作用を同時に得ることができます。
腰眼ゆらしで一番のポイントになるのは、腰眼のツボの位置を正確に探すことです。
腰眼は、第4腰椎(腰椎は背骨の腰の部分)の背骨の中央の突起から、指幅で4本分ほど離れた位置に、左右に1つずつあります。
まず、第4腰椎は、ズボンやスカートをはくさいのベルトのラインを目安にするといいでしょう。この第4腰椎から、背骨を中心に両側に親指を移動させていくと、指先がスッポリと入るようなへこみが見つかるはずです。そのへこみが腰眼です。
さらに、腰眼のツボを探すヒントになるのが、脊柱起立筋です。脊柱起立筋は、背骨の両側を走っている筋肉のこと。骨盤から首までを連結する長い筋肉群で、9つの筋肉から構成されています。腰眼は、脊柱起立筋と第4腰椎の間に位置しているのです。
第4腰椎と脊柱起立筋の間にある
第4腰椎に近い位置にある腰眼は、腰痛改善の重要ポイントです。それは、第4腰椎がちょうど腰を曲げる部分に当たり、最も酷使されて、傷みやすい部分だからです。
腰椎椎間板ヘルニア(背骨を構成する椎骨のつなぎめから軟骨がはみ出て神経を圧迫する病気)を例にあげると、第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板(クッションの役目をする軟骨)に集中して起こります。
脊柱起立筋も同様です。脊柱起立筋も腰を曲げる部分に当たる第4腰椎の周辺を中心に痛みやすく、筋肉が硬直すると腰痛が生じることがわかっています。
脊柱起立筋は、「体を反らせる(伸展)」、「体を横に倒す(側屈)」、「体をひねる(回旋)」といった動作にかかわり、背骨の動きのすべてに関係している大切な筋肉です。腰痛改善には、腰眼を押しながら腰を動かし、硬直した脊柱起立筋もほぐしていくことが大切なのです。
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
第4腰椎に近い位置にある腰眼は、腰痛改善の重要ポイントです。それは、第4腰椎がちょうど腰を曲げる部分に当たり、最も酷使されて、傷みやすい部分だからです。
腰椎椎間板ヘルニア(背骨を構成する椎骨のつなぎめから軟骨がはみ出て神経を圧迫する病気)を例にあげると、第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板(クッションの役目をする軟骨)に集中して起こります。
脊柱起立筋も同様です。脊柱起立筋も腰を曲げる部分に当たる第4腰椎の周辺を中心に痛みやすく、筋肉が硬直すると腰痛が生じることがわかっています。
脊柱起立筋は、「体を反らせる(伸展)」、「体を横に倒す(側屈)」、「体をひねる(回旋)」といった動作にかかわり、背骨の動きのすべてに関係している大切な筋肉です。腰痛改善には、腰眼を押しながら腰を動かし、硬直した脊柱起立筋もほぐしていくことが大切なのです。
・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。
出典
●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾 Vol.4 2017秋号
http://wks.jp/koshiraku004/
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾 Vol.4 2017秋号
http://wks.jp/koshiraku004/
●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。
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