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【症例報告・ネコ伸び体操】すべり症から狭窄症に進んだ 足腰の強い痛み・しびれが 和らぎ再び歩けた

著者:清水伸一

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「ネコ伸び体操」を行って、症状が改善した元島弓子さん(62歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。

「片ひざ抱え」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
重度の脊柱管狭窄症でもできる「ネコ伸び体操」で体幹筋・歩行力をアップ

下肢の激しい痛みで100m歩くごとにうずくまった

主婦の元島弓子さん(62歳・仮名)は、40代のころに起こったギックリ腰がきっかけで、ひどい腰痛持ちになりました。針灸治療やリハビリを続けてきましたが、58歳のときに右下肢痛が生じ、腰椎変性すべり症と診断を受けました。
整形外科医から腰痛改善のために腹筋と背筋を鍛える運動療法をすすめられ、毎日続けましたが、逆に腰痛が悪化してしまいました。
それを医師に訴えても「根気強く続けるように」というばかり。しだいに、病院から足が遠のいた元島さんは、翌年になると、右下肢に激しい痛みとしびれが生じるようになり、100m歩くごとにうずくまるようになってしまったのです。
整形外科を再受診すると、腰椎変性すべり症が悪化して、腰部脊柱管狭窄症に進行していました。下肢の痛みとしびれは悪化するばかりで、20分も立っていることができなくなり、毎日の家事にも支障が出るようになってしまったといいます。
そのため元島さんは、私のクリニックに相談にきたのです。

歩けることの喜びをかみしめた

初診のときの元島さんは、前かがみ姿勢で腰が曲がり、ネコ背に加えてストレートネックにもなっていました。背骨や骨盤の傾きにも異常が認められ、背中からお尻、太ももにかけての筋肉が、ガチガチに硬直していたのです。
そこで私は、元島さんの腰痛は、まず全身の硬直を取ることが肝心であり、同時に背骨と骨盤をサポートするために体幹を鍛えることの重要性を説明しました。
具体的には、朝起きたときに硬直した腰を手でよくもんでほぐすように伝えました。
そして、四つんばいになって背骨を上下に動かす「ネコ伸び体操」をするように指導したのです。
当初は、こんなに簡単な運動で脊柱管狭窄症が改善できるのかと半信半疑だった元島さんですが、1ヵ月間続けると、腰・背中・お尻・太ももの裏側の痛みが一挙に和らぎ、全身がポカポカと温まるようになったといいます。
3ヵ月後には、朝の腰の硬直が取れてスムーズに動かせるようになり、痛みもずいぶんらくになりました。
そして、以前は30分以上かかっていたスーパーへの買い物も、15分程度で行けるようになったそうです。元島さんは、「歩けることの喜びをかみしめている」と話してくれました。

出典

狭窄症Part01_cover.pngわかさ夢ムック01 腰と首の脊柱管狭窄症に絶対勝つ!あっと驚く自力克服道場
http://wks.jp/mook001/
著者:清水伸一

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