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【症例報告・片ひざ抱え】試したら2ヶ月で足腰の硬直が和らぎ、4ヵ月で狭窄症の痛み・しびれが引いて長く歩けた

著者:清水伸一

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「片ひざ抱え」を行って、症状が改善した児玉郁さん(72歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。

「片ひざ抱え」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
姿勢から改善する脊柱管狭窄症【根治】プログラム

症状が起こるしくみを理解するのが大切

腰部脊柱管狭窄症では、前かがみの姿勢になると痛みやしびれが和らぐものの、この無理な姿勢を取りつづけることが新たな別の痛みを引き起こす原因になります。
患者さんは、こうした症状が起こるしくみや発症部位なども把握しておくことが大切です。そうすることで片ひざ抱えを行う目的と効果がわかり、自発的に取り組むと回復も早まるからです。そうした症例を紹介しましょう。

児玉郁さん(72歳・仮名)が殿部と腰に痛みを感じるようになったのは約二年前で、特に左の殿部痛が強く、50〜100mほどで歩けなくなったそうです。やがて、左足のすねにまで痛みが広がるようになり、整形外科を受診したところ、脊柱管狭窄症と診断されました。
リハビリ(機能回復訓練)を行っても間欠性跛行(こま切れにしか歩けなくなる症状)が徐々に悪化し、20分ほど歩くと5〜6分休んでも回復しませんでした。児玉さんは、より前かがみの姿勢を取るようになり、殿部の張りが悪化してシルバーカーを使っても歩行が困難になったといいます。
医師に相談すると、MRI(磁気共鳴断層撮影)の診断からは手術の必要がないといわれましたが、痛みを遮断するために行った神経ブロック注射も効果が長続きしませんでした。そのため、思いあまって当クリニックを受診した児玉さんに、私はまず、痛みのしくみについて説明したのです。

殿部痛や狭窄症の痛みしびれまで改善した

児玉さんを悩ませている殿部の張りは、前かがみ姿勢による筋肉の硬直が直接の原因です。
そこで私は、「片ひざ抱え」を児玉さんに指導し、両足で3回ずつ朝晩行ってもらいました。
すると、2ヵ月ほどで殿部の張りが和らぎはじめ、3ヵ月後には殿部痛が解消して姿勢もよくなってきました。さらに、4ヵ月後には足腰の痛みやしびれまで軽快し、シルバーカーを使えば長時間でも歩けるようになりましたが、その翌日になると殿部に多少の張りが出ていたそうです。
どのような場合に症状が現れやすいのかを理解した児玉さんは、長時間歩くと帰宅後すぐに片ひざ抱えを行って足腰をほぐし、殿部の張りを防いでいるといいます。
この調子でいけば、やがて脊柱管狭窄症の改善も期待できるでしょう。

出典

狭窄症Part01_cover.pngわかさ夢ムック01 腰と首の脊柱管狭窄症に絶対勝つ!あっと驚く自力克服道場
http://wks.jp/mook001/
著者:清水伸一

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