1. 【集う】体験記・症例紹介
  2. 運動療法の症例報告
  3. 【読者体験記・痛みナビ体操】狭窄症で一度にたった5mしか歩けなくなかったが、1ヵ月の[お尻ずらし]でウォーキングが1時間もできた

【集う】体験記・症例紹介

【読者体験記・痛みナビ体操】狭窄症で一度にたった5mしか歩けなくなかったが、1ヵ月の[お尻ずらし]でウォーキングが1時間もできた

著者:銅冶英雄

この記事では、お茶の水整形外科院長・銅冶英雄先生が開発した「痛みナビ体操」を行って、脊柱管狭窄症の症状が改善した読者の体験記を紹介します。
米田勇(79歳・仮名)さんは、痛みナビ体操の「お尻ずらし」を行って、脊柱管狭窄症の症状を改善できました。

痛みナビ体操については、以下の記事をご覧ください。
脊柱管狭窄症の改善率71%!腰痛にも効果大の画期的な運動療法「痛みナビ体操」とは?
[痛みナビ体操・実践編その3]狭窄症の常識が通用しない側方改善型に有効の「お尻ずらし」

脊柱管で複数の狭窄が見つかり手術をしても完治するか不明といわれた

04_24_001.png私は、2009年くらいから、駅のホームや電車の中で立っていると、右太ももが重だるくなり、立っていられなくなる症状に悩みはじめました。駅の階段の上り下りもおっくうになり、エスカレーターやエレベーターを頻繁に使うようになったのです。
日ごろの運動不足のせいかと思い、自宅から駅まで往復4kmの道のりをできるだけ歩き、さらに仕事の合間にも、1〜2時間歩くようにしました。
ところが、右太ももの重だるさがひどくなり、3年前からは1km歩くと前に進めなくなり、3〜5分休んでは歩く、といったぐあいになってしまいました。さらに、右太ももに針でチクチクと刺すような鋭い痛みも加わったのです。
おかしいと思って近くの整形外科を受診したら、腰部脊柱管狭窄症と診断され、腰椎(背骨の腰の部分)の3〜4ヵ所に狭窄のあることがわかりました。医師からは「本来は手術が必要だが、手術しても完全に治るかどうかわからない」といわれてしまいました。
そこで、鎮痛薬などの薬を3種類服用し、湿布薬を腰と右の太ももに貼り、1週間に2〜3回は、電気的な治療を受けていました。
こうした治療を受ければ、2時間から半日はすっきりして気持ちよくなるのですが、すぐに症状がぶり返します。
それでも治療をしばらく続けたおかげで鋭い痛みは治まりましたが、右太ももの重だるさは残りました。そのうえ2年前からは、右のふくらはぎにも重だるさや痛みが出てしまったのです。
とにかくじっと立っていることが苦痛になり、電車に乗ったら座席を必死になって確保していました。

痛みで5mも歩けなくなって憂うつになっていたとき「痛みナビ体操」に出会った

2013年からは、どんどん症状が悪化して、10分に一度は休まないと歩けなくなり、それがしだいに5分に一度休むようになりました。同じ年の10月には、自宅リビングの自分の席からトイレまで、ほんの10mの距離が歩けなくなってしまったのです。5m進んでは、3分くらいイスに腰をかけないと歩けませんでした。右足をかばうあまりバランスが悪くなり、まるで右足が短くなってしまったかのようなおかしな歩き方をしていました。
夜、眠るときには、痛い右足をうっかり上にして横たわっていると痛くて眠れません。妻が心配して杖をすすめてくれたので使ってみましたが、一気に年を取った気がして、何をするにも意欲がわかず無気力になり、いつも憂うつな気分で過ごしていたのです。
これではいかんと、足の重だるさや痛みを根本的に治す治療がないものか探していたときに、雑誌に掲載されていた「痛みナビ体操」の記事を読んだのです。
そして、記事を読み進めていくうちに、自分も痛みナビ体操で症状が治まる可能性があるのではないか、という一すじの希望が見えてきたのです。その年の11月、ワラにもすがる思いでお茶の水整形外科(銅冶英雄院長)を受診しました。
レントゲン検査や運動検査の結果、背骨の側弯と第4腰椎と第5腰椎の間の狭窄が確認され、この状態なら右足の重だるさと痛みは、痛みナビ体操を続ければ改善が望めることを教わったのです。銅冶先生からそう伝えられたときには、うれしくてたまりませんでした。

毎日1日5セットの痛みナビ体操を根気強く続けた

それからは、近くの整形外科で引き続き治療を受けながら、自宅で毎日、痛みナビ体操を行い、2ヵ月に1度、お茶の水整形外科に痛みナビ体操の指導を受けに通うことにしました。
私の場合は、壁を左にして左にお尻をずらす、「お尻ずらし」の痛みナビ体操が適しているとわかり、そのやり方を指導されました。そして、お尻ずらし10回を1セットとして、1日5セット、多いときで10セットほど毎日続けました。
痛みナビ体操の時間は特に決めず、気づいたときにできるだけ多く行いました。外出先では塀や電柱を使ったり、バスや電車の中では座席の背を利用したり、つり革にぶら下がったりして体を支えながら行いました。

お尻ずらしで1週間で症状が改善し、続けたら3種類の薬を1種類に減らせた

04_24_002.pngすると1週間後、痛みナビ体操を1度行うと3時間は足がとても軽くなることに気がつきました。そこで、また重だるさや痛みが戻ってきたら体操を行うというペースになりました。2週間ほどたつと、重だるさや痛みの戻ってくるまでの時間がさらに長くなり、夕方に痛みナビ体操を行ったら翌朝まで痛みを感じなくなっていました。そして、1ヵ月後、体操をしなくても3日間は重だるさや痛みが出なくなったのです。
ただし、もう治ったのかと思っていると、4日めにはやはり重だるさや痛みがぶり返して、あわてて痛みナビ体操をすることもありました。
痛みナビ体操を行えば症状が改善することが実感できたので、都合のいい時間に行うだけになりました。
ウォーキングも再開し、1時間歩いたら痛みナビ体操を行いました。すると、腰を下ろして休まなくても歩けるようになったのです。
痛みナビ体操を始めてからは、近くの整形外科でもらっていた3種類の鎮痛薬を、今では一種類のみ、朝だけ飲めばすんでいます。痛いときに貼るためにもらっている湿布薬も、痛みが出ないためほとんど必要なくなっています。電気的な治療は、受けると気持ちがいいので今でも続けています。
お茶の水整形外科にも2ヵ月に1回通って、痛みナビ体操の指導を受けています。痛みナビ体操は、場所を選ばず自分でできて根本的な治療になります。頻繁に通院する必要がないところもすばらしいと思います。

ボランティア活動で5kgの撮影機材を持ち歩いても平気

私は定年から20年間、老人ホームなど希望があればどこにでも映像機材を運んで映画を上映するというボランティア活動をしています。自分自身映画が大好きで、要望に応えながら集めた映画のソフトは、自宅に700本ほどあります。
重い映像機材一式を運ぶのに、足の重だるさや痛みがあっては続けられないと悩んでいたのですが、活動をやめなくてすみ、たくさんの人々の笑顔をこれからも見ることができると思うととてもうれしいです。
また、地域団体の会報を作ったり、記事を書いて地方紙などに投稿したりするために、いつでも映像や写真が撮れるようにと、合計5kgほどのカメラとビデオカメラを持ち歩いています。足に重だるさや痛みがあるときは持ち運びがとてもつらかったのですが、今ではらくに持つことができます。
痛みナビ体操に出合わなければ、今の元気で意欲的な私はいなかったと思います。
実は、足の重だるさや痛みがあるときには、一生懸命やっていた痛みナビ体操ですが、症状が出ないとついついさぼりがちになってしまいます。
特に、年に1回発行の会報の制作に忙しいときには、朝から晩までパソコンに向かっているため、痛みナビ体操を1ヵ月くらいやらず、駅までの道も歩かずにバイクに乗ってしまうことがありました。そうするとやはり足の重だるさや痛みがぶり返してしまうので、あわてて痛みナビ体操を行っています。痛みナビ体操のおかげで、毎日充実しています。

出典

狭窄症_痛みナビ_cover.pngわかさ夢ムック5 腰の脊柱管狭窄症が革新的自力療法[痛みナビ体操]で治った!
http://wks.jp/mook005/

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。


【集う】体験記・症例紹介の記事一覧

この記事が気に入ったらいいね!しよう