【症例報告・おなか脱力腰回し】会社を1週間も休むほどの狭窄症の激痛が、半年後に緩和|カラダネ

【集う】体験記・症例紹介

【症例報告・おなか脱力腰回し】会社を1週間も休むほどの狭窄症の激痛が、半年後に緩和

著者:清水整形外科クリニック院長 清水伸一

「体験談・症例報告」では、医師の治療に加えて、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「おなか脱力腰回し」を行って、症状が改善した富田修二さん(59歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。

「おなか脱力腰回し」について、それぞれ詳しくは以下をご覧ください。
【おなか脱力腰回し①】痛み・しびれが退散する「腹ペコ脱力」
【おなか脱力腰回し②】坐骨神経痛にも効果大「足ブラ脱力」
【おなか脱力腰回し③】仙腸関節を効果的にほぐす「腰ブラ脱力」

必ず医師の治療を受けたうえで、セルフケアの一環として記事にあることを試してみてください。

お尻の激痛で道路わきで休みながら通勤した

富田修二さん(59歳・仮名)は、7年前から脊柱管狭窄症を患い、腰からお尻にかけての痛みに悩んでいました。痛みのひどいときは、1週間も会社を休むことがあったそうです。
2年前からは、30~40分歩くと、お尻に激しい痛みを感じ、治まるまで道路わきで休まなければならないほどになってしまいました。

そのため富田さんは、通勤にキャリーバッグを使い、痛みが出て歩けなくなると、キャリーバッグに寄りかかって休んでいました。事情を知らない同僚は、仕事にキャリーバッグがなぜ必要なのか不思議がり、「キャリー」というあだ名をつけていた人もいたそうです。

富田さんは、医師から手術をすすめられて予約をしましたが、本心では、なんとか定年まで手術はせずにすませたいと思っていました。そうして、「おなか脱力腰回し」などの自力克服法を患者さんに指導している当院を探し出し訪れました。

鉄板みたいに硬かった筋肉が和らいだ

002.png富田さんは、いつも前かがみ姿勢を取っていたために、腸腰筋が硬くこわばって(拘縮)おり、腰を後ろにそらすことができませんでした。私は投薬治療に加えて、痛みの原因である腸腰筋をゆるめて活性化するために、おなか脱力腰回しを指導しました。

おなか脱力腰回しを正しく覚えられれば、毎日、病院に通わずとも自宅で好きな時間に行えます。富田さんには、週に1回だけ来院してもらい、診察とおなか脱力腰回しのチェックをしました。
すると1ヵ月後、鉄板のように硬かった富田さんの腰の周囲の筋肉がほぐれて軟らかくなってきました。「腰が軽くて、お尻の痛みが不思議なくらいらくになった」と喜んで報告してくれたのです。

2ヵ月後には、休憩なしで1時間のウォーキングを行えました。キャリーバッグは、この時点で不要になりました。
さらに3ヵ月後には、同僚と卓球をしたというのです。体を前後左右に自在に動かして、ピンポン玉を打ち返すことができ、自分でもとても驚いたといいます。腰とお尻の激痛はほぼ消え、それからは、月に2回ほど卓球を楽しんでいるそうです。家族からも「ネコ背が直って姿勢がよくなった」と、ほめられました。

以前は、駅やデパートでエレベーターやエスカレーターを使っていた富田さんでしたが、今では元気に階段を上り下りしています。街では、ショーウインドウに映る自分の姿を見て、姿勢よく歩いているかどうかをときどき確認しているとのこと。そして、先日、「手術の予約は取り消しました」と報告してくれました。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

狭窄症Part02_cover.png出典:わかさ夢ムック13 脊柱管狭窄症に絶対勝つ!新研究で続々わかった!あっと驚く自力克服道場パート2
http://wks.jp/mook013/
著者:清水伸一

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。


【集う】体験記・症例紹介の記事一覧

この記事が気に入ったらいいね!しよう