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【症例報告・酢ショウガ】腰痛としびれで10分しか歩けなかったが、酢ショウガで改善

著者:イシハラクリニック副院長 石原 新菜

医師の治療に加えてセルフケアも行い、脊柱管狭窄症の症状を改善させたという人の「体験談・症例報告」。
医師の石原新菜先生が、通常の治療に加えて「酢ショウガ」を常食した加藤恵子さん(仮名・68歳)の話を紹介していただきました。

もちろん、酢ショウガさえ食べれば不調がなんでもよくなるわけではありません。必ず医師の治療を受けたうえで、セルフケアの一環として酢ショウガを試してみてください。

平熱が35℃台で頑固な冷えに悩んだ

ここでは、治療に加えて、食生活の中で「酢ショウガ」を積極的に食べることで、腰痛やひざ痛が改善した症例を紹介しましょう。

「酢ショウガをとるようにしたら、長年の悩みだった体の冷えも腰痛も改善しました」と報告してくれたのは、千葉県に住む加藤恵子さん(仮名・68歳・主婦)です。
加藤さんは、5年ほど前から腰の重だるさに悩み、左足にもしびれるような違和感がありました。

2015年の8月には、10分ほど歩くと腰に痛みが出て、足を踏み出せなくなるほど症状が悪化。ショッピングカートがあるスーパーでしか買い物ができなくなるなど、日常生活にも支障が出て悩んでいたそうです。
近所の整体院に行って施術を受けたさい、「体の冷えで血流が悪いことが腰痛の原因の一つではないか」と指摘されたといいます。

加藤さんは、若いころから平熱が35℃台と低く、高いときでも36℃をやや超えるくらいでした。指先など体の末端は、夏でも常に冷たかったそうです。
特に、冬になると冷え症が強く現れて、腰痛や左足のしびれも激しくなるということでした。

冷えた体がすぐにポカポカ温まった

加藤さんは2015年の10月、当院を訪れました。そのような頑固な冷え症を改善したいというので、私は漢方薬の治療に加えて、自宅で簡単にできる酢ショウガを使った食事療法を指導したのです。

加藤さんは早速、黒酢を使って酢ショウガを手作りし、試しにご飯にのせて食べてみました。すると、すぐに体が温まるのを感じたといいます。さらに、加藤さんは、冷えが改善すれば、腰痛もよくなるのではないかと思い、当院ですすめた酢ショウガを毎日とりつづけることにしたそうです。

30分以上歩けて、買い物もできるように

酢ショウガをとりはじめて1週間もすると、体の冷えが大幅に改善し、ポカポカと温かく感じられるようになり、さらに1ヵ月後には、日常的な腰の重だるさが気にならなくなり、腰痛や左足のしびれも軽減して、以前は10分で歩けなくなってしまったのが、20分程度なら続けて歩けるようになりました。

そして、3ヵ月後には、腰の痛みも左足のしびれも治まり、加藤さんは30分以上続けて歩けるようになったそうです。
ショッピングカートに頼らなくてもいいので、商店街でも買い物ができるようになりました。35℃台だった平熱も、36.5℃前後まで上がってきました。
加藤さんは、これからも酢ショウガをとりつづけていきたいと笑顔で話しています。

・この記事はあくまで個人の感想であり、治療法やセルフケアの効果効能を保証するものではありません。

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。


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